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恐怖ノ黒電話

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「恐怖ノ黒電話」を見ました。



離婚したことをきっかけに、マリーは環境を変えようと、あるアパートに引っ越しをする。



その部屋には、すでに回線の繋がった古い黒電話が据え付けられていた。



ある日、その黒電話のベルが鳴る。

「ボビーはどこ?」

、、、と言うヒステリックな女の声に、間違い電話だと言って切ったメアリー。

しかし翌日にも同じ女から今度は「ボビーが立っているのが窓に見えた」という電話が。嫉妬に狂うおかしな女からの電話だ、と感じたメアリーはかける相手を間違っていると言って切るが、電話はその翌日もかかってくるのだった。

嫉妬する相手がメアリーではないと分かったその女ローズ。
今度は話し相手になってくれと言うようになった。
休職中で時間のあったメアリーは、嫌々ながらも承諾。恋愛相談を受けているうちにローズが生きているのは1970年代だと知る。
最初は精神的に危ない人の話だと思って信じていなかったメアリーだったが、ある事をきっかけに、これは現実で、過去と現在が何かの力で電話によって混線しているのだと信じ始める。
そして浮気性のボビーの話になった時、「どうして別れないの?私は夫と別れた。確かにそれでも問題は解決していない。・・いっそのこと殺ってしまえばよかった..」とつい本音が出たメアリー。
しかしこの一言がその後彼女を恐怖に陥れることになる。
この一言がローズを行動させ、メアリーの人生を、メアリーを取り巻く人々の人生までを変えることになってしまったのです、、、

電話の向こうは過去。
なので、過去で人を殺してしまうと、その人は現在は居ないということに。
こうして、メアリーの周りから世話になった庭師のおじさんや、大学教授の恋人も姿を消す。

そして、そのキバはメアリーに向けられた。
最後の手段、、、電話越しに、過去の自分(子供の時代)に、ローズを殺せと指示する。
そして、平和に、、、

が、しかし、幼少の自分に「殺人鬼」としての心が芽生えてしまったことで、現在のメアリーはローズと同じように消したい人を壁の中に埋めていく殺人鬼になってしまった、、、

あ、完全ネタバレを書いちゃった(笑)

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