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ブリッジ・オブ・スパイ

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「ブリッジ・オブ・スパイ」を見ました。



昨年末から公開中、スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作です。

アメリカとソ連の冷戦のさなか、保険関連の敏腕弁護士ドノヴァン(トム・ハンクス)は、ソ連のスパイであるアベル(マーク・ライランス)の弁護を引き受ける。※写真中央の頭が薄いおっさんがロシアスパイのアベル。



その後ドノヴァンの弁護により、アベルは死刑を免れ懲役刑となった。



敵国スパイの死刑を望むアメリカ国民から、ドノヴァンは敵国に味方した悪役扱い。

5年後、アメリカがソ連に送り込んだ偵察機が撃墜され、乗組員が捕獲される。



ドノヴァンは、CIAから自分が弁護したアベルとアメリカ人乗組員のパワーズ(オースティン・ストウェル)の交換という任務を任される。

アベルを死刑にせずに拘留してたことが良い方向に動き出す、、、

ドノヴァンが東ドイツに向かう頃、米国の留学生プライヤーが塀の向こうの恋人に会いに行き運悪く捕虜とされてしまう。



その情報を知ったドノヴァンは、その学生プライヤーも一緒に人質交換すると言い始める。
つまり2対1の交換。
しかも、パイロットのパワーズはロシア、学生プライヤーは東ドイツ。

交渉は難航するも、最後まで譲らなかったドノヴァンに折れる形で交渉成立!!

ドノヴァンは拘留中も自分の任務を全うしようとするアベルに対し常に敬意を払っており、それをアベルも感じており、いつのまにか国を越えた信頼関係も。



ここ、胸熱くなるシーンです。

人質交換後も互いに視線を離せない二人。



弁護士もスパイも関係なく、自分の仕事を全うするために全力になれる男の友情か?



アベルの死刑を禁固刑に減刑したときは、悪役扱いだったドノヴァンは、一夜明けてパイロットと学生を救い出したヒーローに。



めでたしめでたし^^

派手なアクションのスパイ映画ではなく、どちらかというと法廷シーンや、交渉のシーンで構成されています。
スパイは互いに捕まってるわけで、主役は弁護士なので当然だけどww
出だしは、映画に引き込まれるような魅力を感じませんでしたが、ドノヴァンとアベルの信頼関係が目に見えるようになるとグイグイ引き込まれてしまいました。
さすがスピルバーグ監督!
面白かった~

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