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チャッピー

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「チャッピー」を見ました。



劇場公開は5月23日からですが、日本版は監督の許可無く残虐シーンを削除したとかで大論争になってましたね。
フルに見たいならネットで見るか、アメリカに行くか?

良い映画だっただけに、シーンのカットは勿体無いと思いました。


2016年.犯罪多発都市、南アフリカ・ヨハネスブルグ。
ロボット開発者のディオン(デーヴ・パテル)は、学習機能を備えたAI(人工知能)を搭載した世界でただ一体のロボットを極秘で製作。

“チャッピー”と名付けられたそのロボットを起動させると、まるで子供のように純粋な状態であった。

だが、チャッピーはディオンとともにストリートギャングにさらわれ、そのAIにはギャングによって生きるための術が叩き込まれていく。

そんな中、加速度的に成長するAIは彼自身のバッテリーが残り5日間しかないことを知り、さらに死への恐怖をも感じるようになっていく。

やがて、ただ生きることを目的としたチャッピーは人知を超えた行動を起こし始める。

博士を誘拐したギャング団は、警察ロボはしょせん機械だから、テレビのスイッチをリモコンで切るようなこともできるはず!!、、、そんな理由から博士を誘拐しちゃう。

少し頭の弱い、、、という設定かなww

そして、チャッピーと名づけられたロボは生まれた赤ん坊が育っていくようにいろんなことに興味を持ち、そしてどんどん学習していく、、、

このへんはよくある設定だねww

ちなみにギャングのパパはこんな。



パパはチャッピーを使って金儲けをしたくて仕方ないww

ママはこちら。



ママは見た目と違って母性本能たっぷりにチャッピーを包み込むように優しく接します。

ギャングに車泥棒を仕込まれたり、銃の撃ち方、手裏剣の使い方、、、そんな教育の中で、次第に心が通うようになっていきます。
利用するというよりも、仲間みたいな?



そして本来、博士の仲間であるロボット会社の仲間(ウルバリンのヒュージャックマン)は、自分が作ったロボより、ディオンが作った警官ロボが脚光を浴びてることが我慢できずに、警官ロボのシステムを内部から破壊、ロボがストップする様子を見た街の悪者たちが大暴れ!!
さぁ大変!

それをウルバリンが作った戦闘ロボが食い止めることで自分の株をあげようと企むが、チャッピーの方が知能が上だった!



ちなみにロボ会社の上司はエイリアンのシガニーウイーバー。



金優先の厳しい上司の設定です。

開発者の博士も正義のためとかではなく、あくまで科学者としての成功だけを優先する考え方だったのが、チャッピーと接する中で成功よりも大事な「愛」を優先するように変わっていくように、、、

人工知能を持つロボットが自我に目覚めて、製作者の意図とは違う方向に行ってしまうのはよくあるストーリーですが、けど、自ら考えて自分の意志でベストの選択をして行動するロボットという、夢の人工知能は実現可能なんだろうか?

スイッチを押すのはあくまで人間が行わなければ、ロボットの氾濫という鉄腕アトムの時代からずっとテーマになってきたことがリアルになってしまいそうです。

本当に知能を持つロボットが出来た場合、、、
そのロボットは「奴隷」なのか「家族」なのか?

そんなテーマを感じる映画でした。

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