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インスタント沼

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「インスタント沼」を見ました。




麻生久美子演じる沈丁花ハナメは、雑誌の編集者。

でも、いろいろあって無職になります。
母親(松坂慶子)は河童を信じないハナメに河童を見せてやろうと河童探しに川に行って意識不明で入院。



そんな状態の中、母の荷物を片付けてて未送の手紙を発見。
その文章の中で自分の実の父親らしき沈丁花ノブロウ(風間杜夫)の存在を知ります。

ノブロウに会いに行くとそこにあったのは怪しい骨董品店「電球商会」
ほんとに父親なのか? そうだったらイヤかも的な空気が流れるなか、なぜか気になりながら徐々に仲良くなります。



そして、ノブロウは、何をやってもうまくいかない状態のハナメに「行き詰ったら水道の蛇口をひねれ!」とアドバイスをするのです。

蛇口を全開にして、洗面所やバスタブがあふれる前に、ジュースを買いに行ったり、ご飯を食べに行ったりして、あふれる前に蛇口を止めるのです。

それが何とも面白く、テンションが上がるハナメなのでした。

蛇口をひねって、何かをやり遂げるとテンションが上がることを知ったハナメは、新たなアイデアも浮かび、いい方向に進み始めたのでした、、、

そんな感じのコメディーです。

普段はコメディーはあまり見ないんだけど、、、

見始めたら面白いww

父かもしれないノブロウから100万円で売りつけられた沈丁花家に代々伝わる蔵の鍵を持って、その蔵に、、、

ちょっといい感じになった(ような?)電球商店に出入りする電気屋でパンクロッカーのガス(加瀬亮)と向かいます。



その蔵から出てきたのは「大量の土」

その土に埋もれて、騙されたと諦めかけたとき、インスタントコーヒーを見てひらめいた!!

インスタントコーヒー(粉)にお湯を注ぐと「コーヒー」

ならば、、、

大量の土(粉状)に水を注ぐと、、、沼?

これはきっと「インスタント沼」だと!!(笑)

そして、実家の裏庭にその土を運び込み、水を注ぎ沼ができちゃったw

沼ができたね。

ただの沼。

それで、ひとつ成し遂げたような気持ちになった、、、、そのとき。

沼から竜が出現!!!!



そして一気に天に消えていった!!

でも糞を落としたりもww



「竜見ちゃった! 竜見ちゃった!」

母の河童探しを馬鹿にしてたハナメですが、ガスと一緒に目にした光景に大喜び!


「世の中の出来事のほっとんどが大したことないし、人間、泣いてる時間より、笑っている時間の方が圧倒的に長いし、信じられないものも見えるし、一晩寝れば大抵のことは忘れられるのよ。とにかく、水道の蛇口をひねれ!そして、その嘘と意地と見栄で塗り固められた、しょーもない日常を洗い流すのだ!」

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