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西の魔女が死んだ

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「西の魔女が死んだ」を見ました。



梨木香歩のロングセラー小説を映画化した2008年の映画です。


中学生になったばかりのまい(高橋真悠)は登校拒否になり、大好きなおばあちゃん(サチ・パーカー)の住む田舎で過ごすことになる。

日本に長年住むイギリス人のおばあちゃんは、西の魔女と呼ばれていた。

まいはおばあちゃんから魔女の手ほどきを受け、何でも自分で決めるということを教わる。

おばあちゃんの魔女修行は決して厳しいものではなく、自然の中からいろんなことを学び、それを少しずつ取り入れていくような、、、

ジャムの作り方を教えてもらい、、、



サンドイッチの作り方、、、



花の育ち方、、、



ラベンダー畑にシーツを干すと、寝るとき気持ちいいとか、、、



鶏に怒られずにタマゴを取ってくる方法。
ハーブティーの作り方。

そんなことを教えてもらいながら、魔女として、最後は自分で決めなきゃならないこと、、、

たくさん教わったのだけど、最後にちょっと怖い感じの隣人と上手くいかずに、拒否してしまう。
それを、憎しみは憎しみしか生まないと諭されるも、理解できずに「おばあちゃんは私より、アイツのほうが大事なんだ!!!」、、、と。

そんな口論を残したまま、まいは両親とともに少し遠い町に引っ越し、生活をやりなおすことに。

そして、2年。

おばあちゃんが危篤の知らせ。

2年間、おばあちゃんとの最後の口論がずっと気になっていたまい。

以前、死んだら人はどうなるの、、、?という話をしたこと思い出す。
そして、その答えがキッチンの隅に、、、

おばあちゃんはいつもまいのことを考え、まいの残していったマグカップで花を育てすごしていたことを知る。

「おばあちゃん大好き」

「I know.」

後味もよく、感動も大きく、いい映画でした〜


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