DESTINY 鎌倉ものがたり

「DESTINY 鎌倉ものがたり」を見ました。



西岸良平のベストセラーコミック「鎌倉ものがたり」を実写映画化し、堺雅人と高畑充希が年の差夫婦役で初共演したファンタジードラマ。

幽霊や魔物、妖怪といった「人ならざるもの」が日常的に姿を現す古都・鎌倉。

この地に居を構えるミステリー作家・一色正和のもとに嫁いできた亜紀子は、妖怪や幽霊が人と仲良く暮らす鎌倉の街に最初は驚くが、次第に溶け込んでいく。

正和は本業の執筆に加え、魔物や幽霊が関わる難事件の捜査で警察に協力することもあり、日々はにぎやかに過ぎていった。

しかし、そんなある日、亜紀子が不測の事態に巻き込まれ、黄泉の国へと旅立ってしまう。

正和は亜紀子を取り戻すため、黄泉の国へ行くことを決意するが、、、

魔物たちが主催する鎌倉の夜市で、天頭鬼という悪い妖怪に見初められ、キノコの毒で魂を抜き取られた亜紀子（高畑充希）。
すぐに肉体に戻れば間に合うのだけど、急いでたのでつい、、、
で、魂が抜け出た場所に戻ってみると、、、抜け出した体が無い！
近くを通りかかった別の魂が、家族に別れを伝えたくて、ちょっと拝借しちゃって、、、名残り惜しくてそのままズルズル、、、

そのころ、正和は仕事が立て込んでて、、、魂出ちゃったことを告げられずに、、、

と、ぐずぐずしてるうちに、魂管理局の死神さんが手続き完了したので～とお迎えに来ちゃう。



死神さんはお役所仕事なので、ルールだからと、、、
けど、亜紀子さんはまだ死ぬ予定じゃなかったのに、なので、手続きが遅れたと、気になる一言を残し、、、

黄泉の国行の電車でガタンゴトンガタンゴトン♪



死神さんが残した言葉が気になり、一度行ったら戻れないと言われる黄泉の国に救出に行くことに！

亡くなった父の書いた黄泉の国行の書を手掛かりに、、、
黄泉に国で父に出会う！



そして、黄泉の国では自分の想いが形になると助言をもらう。
イマジネーションが強いほど自分が有利になれるみたいな、、、作家の正和にとって、有り難い設定ｗｗ

そして、天頭鬼の住む城から亜紀子を救出！



しかし、天頭鬼は強く、どこまでも執拗に追いかけてくる。
実は前世も、その前も、生まれ変わる前からずっと亜紀子に目をつけていたのだけど、そのたびに生まれ変わる前の正和に邪魔され続けてきた、、、ということらしい。

鎌倉の夜市で見た、魔物を倒す剣士の姿は過去の時代の正和と天頭鬼の戦う様子を像にしたものだったようです。
また、正和が生まれたときにすでに手に持っていたという「象牙のようなもの」は実は転生前に天頭鬼を倒したさい、切り取った天頭鬼の牙だったｗｗ

後半になって、一気に前半のフラグが生きてきて盛り上がります。

最後の最後、、、、もうだめだ、、、と、思ったとき、鎌倉で優しく接していた死神からもらった茶碗が円盤のようになって二人を救出に来てくれました！



幽霊や魔物、妖怪といった「人ならざるもの」が日常的に姿を現す古都・鎌倉。
人、妖怪、魔物という形に拘らず、優しく向き合うこと、助け合うこと。
そんな優しいファンタジー映画でした＾＾

めでたしめでたしｗｗ