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Mother Lake

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「Mother Lake」を見ました。



2036年。
写真家として有名な藤居亮介(内田朝陽)は、琵琶湖のほとりにある博物館へと足を運ぶ。
想像上の生物とされ実在しないといわれていた、恐竜ビワッシーの展示模型を見つめる亮介。



彼はビワッシーの存在を信じ、それを人々に伝えようとしていた20年前の日々に思いをはせる。

小学5年生の亮介、賢人、咲の3人は、夏休みの自由研究のため、琵琶湖の沖島を調べることに。
高台から、湖を見下ろすと「大きな何か」が見えた。
湖畔まで降りて、確認に行くと、、、もうその影は消えていた。

琵琶湖には「竜神様」という伝説があって、それに違いない!

実は3人の中の、咲は4年前にも同じような影を見ていた。
でも誰にも信じてもらえずに、、、

そして、竜神のことを調べるために図書館へ、、、



そこで手にした竜神にまつわる本の貸し出しリストに、亮介の亡くなった母の名前があった。
その日付は咲が竜神らしい影を目撃した時期と一致する。

亮介の母が竜神を見たという日に撮影した夕焼けの写真。
そこには、なんの影も映っていませんでしたが、母も同じようにビワッシーに関する情報を調べていたことを知った亮介はやる気100倍です!

過去の資料の中から、、、
・竜神は4年に一度、琵琶湖の神様の手伝いをするために現れる。
・三日月の日に現れる。

咲と亡くなった母が竜神を見たという時期から4年後の三日月はもうすぐ!

亮介たちは、クラスメイトや町民、漁師さんにも一緒に探すのを手伝ってほしいとお願いして回る。
多くの目で探したほうが効率がいいので。



町中がビワッシー探しに!

そのとき、自宅で、、、、亮介の父が遺品を整理してるとき、彼女が大好きだったガンジーの本に挟まれた同じ夕日の写真には、夕焼けに染まった湖面を進む竜神の影が映っていました。
アルバムに整理されていた写真は竜神部分を切り捨てたトリミングされた写真だったのです。
なぜトリミングしていたのかは、おそらく亮介と同じく「狼少年」のように嘘つきと言われたくなかったからか、、、亮介の父はそう確信する。
ビワッシーの存在が確実なものになってきてストーリーが頂点に!
次のシーンでビワッシー登場か???

でも、その時、クラスメイトの女子がバテてしまい、倒れてしまう。
警官や先生が駆けつけ、女の子を帰宅させるが、調査はこれで撤収。
せっかくの三日月の日だったけど、すべての夢が終わってしまいました。

数日後、この日は県内の小学5年生全員が、学習船「うみのこ」に乗船し、母なる湖・琵琶湖を知るための日。(ほんとにある学習会のようです)



そこで、亮介は、咲から東京に行くことを告げられる。

子供ながらに、離れ離れになることの寂しさを感じながら、中途半端で自由研究が終わってしまったことの謝罪も。
でも、咲から、そんな失敗気にするなと逆に励まされる。

そのとき、、、亮介と咲の目の前にビワッシーが!!!!!!

びっくりして固まる二人!

我に返って慌ててバッグからカメラを出したときにはもうビワッシーは消えていました。

発表はできなかったけど、自由研究は最高の形で完成しました^^

それから20年後。

プロの写真家になった亮介は海外に拠点を移し、本格的に活動を始める前に、故郷の琵琶湖で写真展を開催することに。

そこで、20年ぶりに咲と再会。
咲は故郷に戻って小学校の先生になるという。

湖畔でそんな会話をする二人の前を、20年前の自分たちのような3人の小学生がはしゃいでいた。

湖の写真を撮ったり、ふざけあったり、、、

亮介が「何してるんだい?」と、小学生たちに問いかけると、、、

「夏休みの自由研究だよ!」
「ビワッシーをみつけるんだ!」
「前に、本当に見た人がおるんやって!」

めでたしめでたし^^

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